5月末の五三川は、いよいよバスフィッシングが面白くなる季節。
しかし、この時期はスポーニングを終えたばかりの「アフター」の魚も多く、春のように岸際を意識しながらも、魚のコンディションには大きな差があります。
今回の五三川釣行は、前日にまとまった雨が降り、当日は朝から爆風。
そんな難しそうな条件の中、レイドジャパンの岡友成さんが五三川を一人で攻略します。
朝一はバズベイトからスタートし、トップウォーターで魚を追わせる展開。
その後、ビッグ2ウェイ エラストマーを使った「モリケンリグ」で岸際のアフターバスを狙うと、40アップ、45アップを含む魚が次々とヒット。
最終的には1日で6匹という釣果を記録しました。
今回は、この釣行の流れを追いながら、5月末の五三川でどんな場所を狙い、どのようにルアーを使っていたのかを詳しく紹介します。
今回の舞台は、岐阜県の人気バス釣りフィールド・五三川。
季節は5月末。
前日にはかなりまとまった雨が降り、この日は朝から強烈な風が吹いています。
しかも今回の釣行は、いつもの相棒・金森孝さんが不在。
一人で五三川を攻略し、まずは「なんとか1匹」を目標に釣りをスタートします。
ところが、開始早々からトップウォーターへの反応が。
まだ釣りを始めたばかりにもかかわらず、魚が水面を意識している気配があります。
これは期待できそうです。
朝一はバズベイト!5月末の五三川でトップを狙う
スタート地点は五三川の比較的上流側。
橋を越えると開けたエリアが広がっている場所です。
5月末という時期を考え、
「この時期なら、こういう釣りで釣りたい」
ということで、最初に選んだのはマスタブラスタ。
この時期はスポーニングを終え、アフターから回復へ向かうバスが増えてくるタイミング。
1年の中でもトップウォーターが特に楽しくなってくる季節です。
風もかなり強いため、バズベイトの強いアピール力を利用して広く探っていきます。
トップに魚が出る!しかし何かが違う
マスタブラスタを投げながら探っていくと、魚がトップに反応。
ただし、どうやら魚の動きとルアーのスピードが合っていません。
魚が追ってくるものの、
「魚のスピードよりルアーのほうが速い」
という感覚。
この状況を見て、トップウォーターでもよりスローに引けるルアーのほうが合うのではないかと判断します。
ここが今回の釣行で非常に重要なポイント。
単純に「トップに出たからバズベイトを投げ続ける」のではありません。
魚の反応を見て、ルアーのスピードやアピールを調整していきます。
スーパーフィッシュローラー6.5インチで表層を攻略
続いて投入したのが、スーパーフィッシュローラー6.5インチ。
狙うレンジは、目視できるくらいの浅いレンジ。
ルアーを水中でふわふわとロールさせるイメージで泳がせます。
アフターから回復傾向にある魚を、トップウォーターやボリュームのあるワームで狙っていく。
これが今回の理想としていた釣りです。
そして、ここで大きなヒントが出ます。
水中ボイル発生!浅場+沈み木でヒット
歩いてフィールドを見ていると、風が当たっていないワンド状の場所で水中ボイルが発生。
そこは周囲より浅く、さらに木が沈んでいる場所でした。
魚がいる可能性を感じて、すぐにルアーを投入。
すると――。
「食った!」
見事にヒット。
アフターらしいコンディションの魚をキャッチします。
水中ボイルが起きた場所を見逃さず、さらに「浅い」「沈み木がある」という条件を組み合わせて魚を狙った結果です。
そして次の一匹は45cmクラス!
魚をリリースして再び釣りを続けると、今度はさらに強烈なバイト。
「でかい、でかい、でかい!」
上がってきた魚は、なんと45cmクラス。
この魚が入ってきた場所を見つけるまでには、かなりの距離を歩いています。
一度車を止めて対岸を歩き、その後こちら側も歩いて探す。
そしてようやく魚を発見。
このとき語られていた、
「歩いたらその分、情報量」
という考え方が、この釣行を象徴しています。
五三川のように広いフィールドでは、ただ同じ場所で粘るだけではなく、実際に歩いて水の状態、風、カバー、魚の反応を確認することが重要になります。
ビッグ2ウェイエラストマーの「モリケンリグ」が大活躍
ここから今回の釣行の中心となるルアーが登場します。
それが、
ビッグ2ウェイエラストマー+モリケンリグ。
五三川で釣果を伸ばしていたのが、このセッティングです。
森ンリグは、マス針にダウンショット用のシンカーを組み合わせ、ビッグ2ウェイエラストマーの中央部分にフックをセットするリグ。
さらに今回は、ガード付きのマス針にアジング用のスナップを通し、ゴムで固定するという工夫も紹介されています。
このセッティングにすることで、シンカーを素早く交換できます。
モリケンリグは5gが基本
今回のモリケンリグでは、5gを基本ウェイトとして使用。
ただし、状況によって3.5gや7gも使い分けます。
3.5g
浅い場所や、ベイトが浮いている状況で、より浅いレンジをふわふわさせたいとき。
5g
今回の基本ウェイト。
ビッグ2ウェイエラストマーのエラストマー素材と、5gシンカーの組み合わせによる浮遊感を重視します。
7g
水深や流れなど、もう少しウェイトが必要な状況で使用。
つまり、
3.5g → 浅いレンジ
5g → 基本
7g → 水深・流れ
というイメージです。
五三川のアフターバスは岸際を狙う
今回の五三川でモリケンリグを投入していたのは、沖ではありません。
狙いは岸際。
特に、アフターの魚が岸寄りに入ってくることを想定し、岸から離しても1m程度までの範囲を狙います。
そして重要なのが、着水後すぐにボトムを取らないこと。
岸際に投げたら、中層を泳がせます。
狙うレンジは、
表層直下〜50cm程度。
これを、細かくシェイクするのではなく、余裕を持たせたふわふわとしたアクションで泳がせます。
まるで岸際をゆっくり泳いでいるアフターバスを演出するイメージです。
風裏とシェードを探して下流へ
その後は、さらに魚の条件を絞り込みます。
ヒットした場所に共通していたのが、
風裏+シェード。
強風の一日だったからこそ、あえて風が当たらず、水面が荒れていない場所に魚が浮いている可能性を考えます。
実際にその条件で魚が釣れているため、同じような場所を求めて下流側へ移動。
すると、そこでも魚からの反応が出始めます。
沖へ倒れた木の先端でヒット
下流側では、沖へ向かって倒れ込んでいる木を発見。
その木の先端付近へルアーを投入。
フォールさせ、少し待つ。
すると――。
バイト。
今度は少し痩せたアフターらしい魚をキャッチします。
さらにギルからの反応も出始めます。
「ギルが当たっている」
と思っていたところ、今度はバスの反応へ。
魚がいる場所では、ベイトとなるギルの存在も大きなヒントになっていました。
モリケンリグで連続ヒット!
ここからさらに魚が続きます。
ビッグ2ウェイエラストマーのモリケンリグを使い、連続してバスをキャッチ。
5gを中心としたセッティングで、エラストマー素材ならではの浮力とシンカーのバランスを活かしながら、一定のレンジをふわふわと泳がせます。
五三川のような岸際にカバーが多いフィールドでは、こうした「岸際の浅いレンジをスローに探る」釣りが非常に面白いところです。
食いミスからフォローでキャッチ
さらに一匹、印象的なヒットシーンがありました。
1投目で魚が出たものの、食いミス。
そこで焦らずフォローを入れると、今度はしっかりとバイト。
見事に魚をキャッチします。
このように、一度反応した魚をそのまま諦めるのではなく、同じ魚に対してもう一度食わせるアプローチも重要です。
夕方は巻き物&トップウォーターへ
そしていよいよ終盤。
最後のストレッチでは、
「夕方はちょっと巻き物とトップで楽しみたい」
ということで、再びテンポを上げた釣りへ。
このエリアでは流れがあり、さらに水中に巾着状の地形も沈んでいるようです。
ベイトもかなり見えてきました。
夕方という時間帯。
流れ。
ベイト。
ここで魚が水面を意識している可能性が高まります。
強烈なトップウォーターバイト!
そして、その瞬間は突然やってきました。
「出た!」
水面を割るバイト。
しかも魚が後ろから追ってきて、最後に水面へ突き上げるような、かなりエキサイティングな出方です。
一瞬で水面が炸裂します。
さらに、
「やっぱ流れの中にいた」
という魚の位置も確認。
流れとベイトが絡む場所に、魚が入っていた可能性があります。
最後にもトップへバイト!
終盤にはさらにもう一度、トップウォーターへの反応。
ただし、今度の魚は小さかったようで、キャッチには至りません。
それでも最後まで水面への反応が続いたことで、5月末の五三川がトップウォーターゲームの楽しい季節に入っていることを感じさせます。
五三川で1日6匹!40アップ・45アップもキャッチ
そして釣行終了。
結果は――
1日で6匹。
さらに、その中には40アップ、45アップクラスの魚も含まれていました。
朝一のトップウォーターから始まり、
- バズベイト
- スーパーフィッシュローラー6.5インチ
- ビッグ2ウェイエラストマー
- モリケンリグ
- 夕方の巻き物
- トップウォーター
と、状況に合わせて釣り方を変えながら魚を探していった一日。
特に釣果の中心となったのは、ビッグ2ウェイエラストマーを使ったモリケンリグでした。
5月末の五三川は「アフター」がキーワード
今回の釣行を振り返ると、魚のコンディションは完全な回復状態というより、まだアフター寄りという印象だったとのこと。
だからこそ、魚が岸際に入ってきたタイミングを捉え、表層直下から50cmほどのレンジをスローに泳がせる釣りがハマりました。
特に狙いたい条件は、
- 岸際
- 浅場
- 沈み木
- シェード
- 風裏
- ギルなどのベイト
- 流れ
こうした条件が複合する場所です。
五三川5月末のバス釣りで覚えておきたいポイント
① アフターは岸際をチェック
スポーニングを終えた魚が、回復しながら岸際に入ってくることがあります。
沖だけを見るのではなく、岸際の浅いレンジも丁寧にチェックしたいところです。
② 強風でも風裏を探す
一日中爆風でも、すべての場所が同じ条件になるわけではありません。
今回のように、風が当たらず水面が比較的穏やかな場所で魚が浮いているケースもあります。
③ ビッグ2ウェイエラストマーは中層を意識
今回のモリケンリグでは、着水後すぐにボトムを取らず、表層直下〜50cmほどをふわふわ泳がせるのがポイントでした。
細かく動かしすぎず、余裕を持ったアクションで誘います。
④ シンカーウェイトを状況に合わせる
基本は5g。
浅ければ3.5g、もう少しウェイトが必要なら7g。
水深や流れに合わせて調整します。
⑤ 夕方はトップウォーターも忘れない
最後には流れとベイトが絡む場所で、強烈なトップウォーターバイトが発生。
5月末の五三川では、夕方のトップゲームも魅力的です。
まとめ|5月末の五三川はアフター×岸際が面白い!
今回の五三川釣行は、雨の翌日+爆風という決して簡単ではないコンディションからスタートしました。
それでも、魚の反応を見ながら釣り方を変え、
トップウォーター → 表層系ワーム → モリケンリグ → 夕方の巻き物・トップ
と展開。
最終的には6匹のバスをキャッチし、40アップ、45アップクラスも混じる釣果となりました。
中でも注目したいのが、ビッグ2ウェイエラストマーを使った森ンリグ。
岸際1mほどまでの浅いエリアを、表層直下〜50cm程度のレンジでふわふわと泳がせる。
アフターの魚が岸際を回遊している状況では、非常に面白いアプローチです。
そして夕方には流れとベイトが絡む場所でトップにも激しいバイト。
5月末の五三川は、アフターから回復へ向かう魚が増え、いよいよトップウォーターや巻き物が楽しくなる季節です。
フィールドを歩いて魚のいる場所を探し、風裏・シェード・浅場・沈み木・ベイト・流れといった条件を重ねていく。
「魚がいそうな場所」を想像しながら歩き、見つけた条件を再現していく。
これが今回の五三川釣行で見えた、春から初夏へ向かうバスを探すための大きなヒントでした。
釣行詳細
参照動画
投稿日時
2026/06/27
アングラー
岡友成
タックル
ロッド
GLADIATOR MAXIMUM GX-69L/MLC(OVERTAKE)【レイドジャパン】
リール
ベイトリール

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