「今日は繊細な釣りかな……」
そんな雰囲気でスタートした五三川。
春の終わりに近づき、バスの動きも少しずつ変化していくタイミング。
さらに、この日は雨の影響もあり、普段とは違う濁りが入っていました。
まずはシャッドで狭いスポットを丁寧に探ると、いきなり良型がヒット。
しかし、この1匹で終わらなかった。
「やっぱり、強い釣りをやりたい」
そう判断して投入したのが、ザリバイブ ジュニア。
そして、その選択が大正解。
五三川で飛び出したのは、なんと53cm超のビッグバスでした。
今回は、そんな春終盤の五三川を舞台に、シャッドからバイブレーション、さらに大型プラグへと展開していった釣行を詳しく紹介します。
五三川で春終盤のバスを追う!
春終盤の五三川。最初に見えていたのは「繊細な釣り」
今回の釣行は、決して最初から「ビッグバスを巻物で獲る」という展開だったわけではありません。
むしろ、スタート時の状況を見ると、かなり繊細な釣りが求められそうな雰囲気でした。
季節は春の終盤。
春バスの最盛期を過ぎ、魚の動きも変わり始めるタイミングです。
しかも、この日は雨。
撮影自体が昼前からになり、普段とは違うコンディションでの釣行となりました。
そこでまず投入したのが、ギル系のルアー。
五三川ではギルを意識した釣りが有効な場面も多く、狙いを絞りながら丁寧に探っていきます。
ところが、反応は今ひとつ。
そこで上流域へ移動します。
濁りが入った上流域。狙ったのは「ピンのピン」
上流へ移動してみると、川には濁りが入っていました。
濁りというと、
「バスが釣れにくくなるのでは?」
と考えてしまいがちです。
しかし、必ずしもそうとは限りません。
濁りによってバスからルアーが見えにくくなる一方で、ルアーの存在を発見した魚が大胆に口を使う可能性もあります。
そこで重要になったのが、ルアーの強さとサイズのバランス。
今回狙っていたのは、柱の横などにある非常に狭いスポットです。
いわゆる、
「ピンのピン」
と呼びたくなるような場所。
ここに大きすぎるルアーを入れてしまえば、魚を警戒させる可能性があります。
一方、弱すぎるルアーでは濁りの中で存在を見つけてもらえない。
そこで選ばれたのがシャッドでした。
濁りの中で「強くて小さい」シャッドがハマる
今回のシャッド選択が面白いところです。
求めたのは、
「強いけれど、サイズは大きくないルアー」
でした。
濁った水の中では、ある程度強い水押しが必要。
しかし、狙っている場所は非常に狭いため、ルアー自体はコンパクトなほうがいい。
この絶妙なバランスが、今回の1匹につながりました。
シャッドをポイントへ通すと――
ドン!
強烈なバイト。
そして上がってきたのは、良型のバス。
まずは狙い通り、1本目をキャッチします。
シャッドで釣れたあと、あえて同じ釣りを続けなかった
ここからが今回の釣行の面白いところです。
普通なら、
「シャッドで釣れた!」
となれば、そのまま同じルアーを投げ続けたくなります。
実際、今回もシャッドを続ける選択肢はありました。
しかし、そこで考えたのが、
「本当にこれが最大の魚を獲るための答えなのか?」
ということ。
シャッドで釣れた魚を追い続けるのではなく、別の可能性を探します。
そして選択したのが――
パワーゲーム。
ここから釣りが一気に変わります。
五三川でザリバイブ ジュニアを投入
登場したのが、ザリバイブ ジュニア。
カラーはレッドブルー。
このルアーの特徴は、何といっても強いバイブレーションです。
一般的なバイブレーションに慣れている人なら、
「こんなに強く動いて大丈夫?」
と思うほどのアクション。
しかし、その強さこそが今回の狙いでした。
ザリバイブは「ボトム付近」を意識
今回のザリバイブ攻略で重要なのがレンジです。
ただボトムをズルズル引くわけではありません。
狙うのは、
ボトム付近を泳がせながら、たまに障害物へ当てるレンジ。
これがポイントです。
ルアーが、
「ガラガラ……」
とボトムの凹凸へ当たる。
その瞬間にリアクションバイトを誘発する。
ただし、当てすぎるのもNG。
障害物へ頻繁に引っ掛けてしまえば、釣りになりません。
理想は、
「たまに当たる」
くらい。
この絶妙なレンジをキープしながら巻いていきます。
そして突然、ロッドが止まった
流れがかなり強くなってきたタイミング。
そのとき――
「よっしゃ!でっかい!でっかい!」
突然、強烈なバイトが入ります。
ロッドが大きく曲がる。
魚が走る。
そして姿を見せたバスを見て、思わず声が出ます。
「でっかい……!」
五三川でこの魚体。
迫力が違います。
五三川で53cm超!ザリバイブ ジュニアがデカバスを連れてきた
そして無事にランディング。
計測すると……
53cm超。
五三川でこのサイズは、文句なしのビッグバスです。
しかも、今回の魚はただ大きいだけではありません。
体高があり、非常にコンディションの良さそうな魚体。
まさに、
「強い釣りだからこそ出会えた魚」
と言える1本です。
ヒットしたのは「浅場から深くなる斜面」
今回のビッグバス攻略で注目したいのが、ヒットした地形です。
橋脚付近へキャストし、手前側の浅い場所から深くなる斜面を通していきます。
ルアーが斜面に沿って沈み、
ボトムへ時々コンタクトする。
そして、
「ガラガラ……ガラガラ……」
とルアーが何かに当たり始めたところで――
ドーン!
強烈なバイト。
この展開は、五三川でバイブレーションを使う際にも参考になるパターンです。
なぜ「強い釣り」でデカバスが出たのか?
今回の釣行から感じられるのは、
「魚を釣るための釣り」と「デカい魚を獲るための釣り」は、必ずしも同じではない
ということです。
シャッドなら、狭いスポットにいる魚へ効率よくアプローチできます。
一方、ザリバイブのような強いルアーは、広い範囲へ強い波動を送りながら、アクティブな魚や大型魚へアピールできます。
今回、
シャッドで1本
↓
「もっと違う魚を狙いたい」と判断
↓
ザリバイブ ジュニアへ変更
↓
53cm超のビッグバス
という流れになりました。
これが今回の釣行最大の見どころです。
五三川でバイブレーションを使うなら「根掛かりとの戦い」も重要
五三川でバイブレーションを使う際に避けて通れないのが根掛かり。
特にボトム付近を攻めれば、当然ながら根掛かりのリスクは高くなります。
そこで今回使用していたのが細軸フック。
細軸にすることで魚が掛かりやすくなるだけでなく、根掛かりした際にフックを伸ばしてルアーを回収できるメリットがあります。
もちろん、細軸にはデメリットもあります。
大型魚とのファイトでは、フックを伸ばされるリスクがあるため、掛けた後は慎重なやり取りが必要です。
つまり、
「根掛かりを恐れず攻めるためのセッティング」
とも言えます。
今回の五三川釣行から学べる3つの攻略ポイント
① 濁り=悪条件とは限らない
濁りが入ったからといって、すぐに釣りを弱くする必要はありません。
むしろ今回のように、
強い水押し+コンパクトなシルエット
という組み合わせがハマることがあります。
② 狭いスポットでは「強すぎない強さ」が重要
今回のシャッド選択がまさにこれ。
濁りの中で気づかせる必要はある。
でも、スポットは狭い。
だから、
「存在感はある。でも魚を驚かせるほど大きくない」
というルアーが効きました。
③ 1匹釣れたパターンに固執しない
これが今回一番大きなポイントかもしれません。
シャッドで釣れた。
だからシャッドを投げ続ける。
それも正解です。
しかし、さらにサイズを狙うなら、違うアプローチを試すことも重要。
今回のように、
「釣れた」=「その日の最終回答」ではない
と考えることで、さらに大きな魚へたどり着ける可能性があります。
まとめ|春終盤の五三川で53cm超を引き出した「強い釣り」
今回の五三川釣行は、まさに「フィネスだけが正解ではない」ことを感じさせてくれる釣行でした。
春の終盤。
雨による濁り。
さらに昼前からのスタート。
一見すると簡単ではない条件です。
まずはギル系のルアーからスタートし、上流域では濁りを考慮してシャッドへ。
狭いスポットを丁寧に攻めることで良型をキャッチ。
しかし、そこで満足せず、次に選んだのはパワーゲームでした。
そしてザリバイブ ジュニアをボトム付近へ送り込み、斜面に当てながら巻いてくる。
その結果――
五三川で53cm超のビッグバス。
これは気持ちいい。
「今日は難しそうだからフィネスで……」
と考える日こそ、あえて強いルアーを投げてみる。
そんな選択肢を持っておくことが、五三川で一発デカい魚を獲るための武器になるかもしれません。
春の五三川でバス釣りをするなら、ぜひ覚えておきたい釣行パターンです。
釣行詳細
参照動画
【バス釣り】赤松健「おっしゃーー!」連呼!プラグで五三川を完全攻略【Fishing Vibes】
投稿日時
2024/06/11
アングラー
赤松 健
タックル①
ロッド
Lycoris 70/80ML
リール
24 STEEZ SV
ライン
モンスターブレイブZ 12lb
タックル②
ロッド
LYCORIS LRC-78H
リール
STEEZ SV HLC
ライン
モンスターブレイブZ 20lb
使用ルアー
ギルギル 2.8in【issei 一誠】
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G.C. KANEHIRA SHAD 46【issei 一誠】
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G.C. HUSS FLAT【issei 一誠】
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根魚玉ブラック
G.C. ザリバイブJr.57【issei 一誠】
ナチュラムで探す⇨G.C.ザリバイブ Jr.

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